awsの自動化運用におけるメリット

awsを活用させる方法の一つに自動化ツールがあります。自動化は単純作業や繰り返し作業などを人の手を使わずにシステムが自動で行ったり、トラブルが生じたときにいち早く対応できる心強い味方です。しかし、awsの自動化の方法を誤ると取り返しのつかないミスを及ぼす事もあります。

自動化ツールを上手に取り入れる方法や、運用のコツなどを紹介します。

awsの運用のサポートサービスにかかる料金

awsを自動化する事で得られる3つのメリット

awsを導入する事で、インターネット環境さえあればオフィスと同じような仕事をどこにいてもできるという劇的な変化をもたらします。しかし、awsの素晴らしさはそれで終わりではありません。awsの一つの特徴である自動化を取り入れる事で更に業務効率や生産性向上をもたらすことが可能になります。

awsでは自動化ツールを利用する事ができますが、万能ツールではありません。自動化ツールを取り入れるためには、現状の把握をしっかりと行い、自動化できるものとできないものに区別することから始まります。その上で、自動化できるプロセスを走らせることで初めて効率化の第一歩を踏み出す事ができます。

自動化ツールを導入すると3つのメリットがあります。1つ目は品質の向上です。人の手ではオペレーションミスは完全に防ぐことはできません。しかし自動化ツールを用いる事でオペレーションミスの発生確率を極めて小さくする事が可能です。

2つ目はコストです。品質を担保しながら短時間で完璧なものに仕上げるためには人的コストが多大に発生します。自動化ツールでは定型作業における人的コストを削減することが実現できます。そして最後はデリバリー強化です。

システムにはトラブルリスクがつきまといます。特にクラウドサービスの場合には、トラブルが致命的な損害につながることも少なくありません。人で監視する場合には、どうしても発生から対処までのタイムラグが発生しますが、自動化ツールを用いる事でトラブルに迅速に対応し、損害を最小限にとどめることが可能になります。

自動化を上手に取り入れる手法

awsで運用管理の自動化を行う事は品質面、コスト面においても有益です。運用管理の自動化を行えば行うほど陥りやすいのは自動化することが目的になってしまうことです。自動化ツールはあくまでも手段であり、目的ではありません。

目的は、自動化された先にある成果物のアウトプットです。何を自動化するのかを考えるのはawsを管理するスタッフであり、複雑な工程の作業を自動化させるための設計を行えば、自動化するための技術を要することにつながり、新たな属人化問題を発生させてしまう可能性があります。

複雑な工程の自動化はブラックボックスになりやすく、クラウドの利点を活かしながらも新たな課題を発生させてしまう事になります。そのため、自動化作業の設計を行う際には、目的を達成するための手段と割り切り、ミスの多い単純作業や、やりなおすと時間がかかる作業などに限定して取り入れる事が大事なポイントです。

また、何を自動化したのか、どの部分を自動化したのかを組織内で共有できる仕組みを整えておくことで属人化の弊害を回避することができます。

自動化の最大の効果はトラブル発生時

自動化を導入する事で様々な恩恵を受けることができますが、最大の効果を見いだせるのはawsのトラブル発生時です。トラブルはシステムのリスクとして常につきまとい、トラブル発生時には一刻を争う対応が必要です。

トラブル対応には自動化を積極的取り入れる事で被害の軽減や損害の回避をすることができます。awsにはトラブルに対する自動化ツールが豊富に準備されています。EC2システムの障害復旧自動化を担うAutoRecoveryや、EC2のバックアップや起動や停止を自動化するcloud link、CPUの負荷を検知し対策を自動化するAuto Scaling、障害対応の1次対応を自動化させるCloudWatch Alarmなどが取り揃えられています。

システムトラブルはどの場所でいつ発生するかはわかりません。そのため、可能な範囲内で自動化を施しておくことで安心してawsを利用できるようになります。

導入するトラブル対応の自動化に優先順位を付けるのであれば、トラブルが発生した際に、被害の損失が大きい順番に取り入れる事がベストな方法です。また、トラブル対応は万が一の場合の対応手段として有効ですが、awsが正常に稼働していることを確認する手段にもなります。

トラブルの予兆を判断するために、低い閾値でアラームやアラートを出すことで未然にトラブルを回避するという応用した使い方も可能です。

自動化導入のコツはスモールスタート

自動化ツールは一度稼働させると、人の手で行うのとは比較にならないくらい高速で処理を進めてくれます。正常に稼働している場合には非常に心強いツールですが、設定や設計を誤って行ったまま稼働させると取り返しのつかないミスにつながる可能性があります。

特に重要な処理を自動化させる場合には、テストを繰り返し行い万全な体制で本番環境を稼働させることが大事なポイントです。自動化導入の際にコツはスモールスタートで正確性を確認する事を怠らないことが大事です。スモールスタートは万が一設定がミスしていても最小限の手戻りで済みます。

また、実際にスモールスタートを行い、周囲への影響の確認や手作業との調和など、設計時に予測できなかった課題や問題を見いだすこともできます。スモールスタートの次のステップはトライアンドエラーです。少しずつ自動化の範囲を拡大し、そこで発生したエラーは都度解消させるというステップを踏むことで、より確実な自動化ツールに仕上げることができます。

awsの自動化ツールは詳細な設定もできるようになっているのが特徴で、小さく始めて大きく育てるという開発手法ができます。オンプレミスの環境では起こりえなかった問題もクラウド環境では生じる可能性もあります。

石橋をたたいて渡る事ができるのもaws自動化ツールのメリットです。

自動化はPDCAサイクルを回して成長

awsの自動化ツールは発展を続けるプロセスです。一度設定をして稼働させれば終わりということではありません。自動化の業務範囲を広げていくことや、設定内容を見直しブラッシュアップさせる事が大事です。自動化の処理は生産性を向上できますが、完璧ではありません。

プロセスの中に改善すべき点や、新たな課題などが発生する事おあります。一つのプロセスの中で発生する課題や、他の処理と連動する課題など探せば、改善点は必ず見つかります。設計から実行、そしてチェックと改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことで、より良い自動化ツールに仕上げることができます。

awsの自動化ツールで業務効率化を実現

awsは導入する事で劇的に環境変化をもたらすことができますが、自動化ツールを導入することで更に生産性や品質向上につなげる事ができます。目的を達成するための手段として自動化ツールは最強の武器です。特にトラブル対応に関しては、リスクを軽減させる重要な役目を果たします。

aws導入の次のステップは自動化ツールを活用する事です。